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古建築巡り 鶴岡市


撮影:令和2年6月

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寛明堂写真館。前の道路は山王通り。大正9年に右側の木造2階建て部分が完成、昭和9年に左側のRC3階建て部分を増築している。

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特徴的な八角形の窓と幾何学模様の格子。増築時につけられたものかもしれない。

 

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木村屋本店。『木村屋』と名乗る菓子店は複数存在するが、総本家は銀座にあり、のれん分けを受けて開業したという。この建物は大正14年頃に建てられたもので、航空写真を見ると分かるが横長の看板建築である。

 

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ギンヨー827。山王通りの洋風建築の中でも特に目立つ。当初は「紅繁洋品店」といい昭和6年頃に建った。 

 

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LOGI9。ギンヨー827の向かいにある商家。今では白いパネルが張られているが、ストリートビューではトタン張りの姿が見られる。「菅原市郎治商店」として建てられ、昭和6年に3階を増築した。

 

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真島邸。左隣に真島医院があり、そこの院長の家だろう。洋館と和館があるが、和館は結構な規模だ。

 

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大泉橋。先代の橋は明治21年に架けられたもので


眼鏡橋」と呼ばれるスタイルだったが、交通量増大に伴い、昭和6年にRCの橋に架け替えられた。

 

f:id:IBRG_modeling:20201107170003j:plain旧鶴岡町消防組第八部消防ポンプ庫。大正9年築のポンプ小屋で国の登録有形文化財に指定されている。平成8年に元々あった場所から曳家され、サイズを生かして公衆便所に改修された。

 

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エビスヤビル。旧小池薬局恵比寿屋本店として登録有形文化財に指定されている。昭和9年築でRC3階地下1階。

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アーケードで2階部分は見えない。布袋のメダリオンが特徴的。

 

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森茂八商店。土倉造だが窓は洋風に見える。先代の店舗が大正7年に火災で焼失したため、昭和初期に建て直された。雑貨の卸売りから清掃、リフォームなど幅広い業種の会社のようだ。

 

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鶴岡カトリック教会。明治36年に創設された木造の教会である。フランス人のパピノ神父が設計したバジリカ型三廊敷きロマネスク様式ということらしいが、宗教建築はよく分からない。訪問日は付属のマリア幼稚園を建て替えているところで、大正3年に建てられた司祭館は更地になってしまっていた。

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外壁の塗装工事中であったが、屋内を見学できた。側廊は畳敷き。

 

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大寶館。大正天皇の即位を記念して大正3年に建てられた。屋根が入母屋なのはまだ『疑』洋風といったところだ。屋内の撮影はできない。最初に訪れたのは10年前だったろうか、階段が急なのは覚えている。

 

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 鶴岡聖公会。昭和初期に建てられた小さな木造の教会。

 

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旧鶴岡警察署。土木県令と呼ばれた三島通庸の主導で、鶴岡には多数の擬洋風建築が建てられた。これもその一つで明治17年築。地元の棟梁、高橋兼吉が設計施工を担った。昭和32年まで警察署として使われ、その後致道博物館に移築された。

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鮮やかな色の天井。数年前の大規模修復で塗り直されたばかりなので綺麗だ。

 

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西田川郡役所。これも致道博物館にある。明治14年に建った擬洋風建築。屋内は資料館なので撮影禁止だった。

 

鶴岡には他にも近代建築があるので、また行こうと思う。

古建築巡り 秋田市その2(土崎)

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大正15年竣工のJR土崎駅。省時代に建設された木造駅舎である。2012年にリニューアルされたがレンガ風パネルは合わないように思う。

 

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土崎郵便局向かいの旧佐藤靴鞄店。割と最近まで営業していたようでストリートビューでは看板が確認できたが訪問時には取り払われていた。角にレリーフが確認できる。

 

 

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 旧遊郭か?

 

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那波商店酒造庫。昭和3年竣工、東北初の鉄筋コンクリート酒造庫だという。

 

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那波商店の施設?

 

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大正13年竣工の旧塩乃湯。ステンドグラスが入っているなかなか凝ったデザインの看板建築。港の労働者向けに建てられたのだろう。

 

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玄関部のデザインが少々古めかしい建物。元の用途は分からない。

 

秋田市にはまだ見ていない建築(土崎工場研修庫など)があるので追々書くことにする。

 

古建築巡り 秋田市その1(中心部)

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最初に向かったのは昭和2年竣工の秋田楢山協会。木造で鐘塔のないタイプ。訪問日は日曜で礼拝を邪魔しちゃイカンと思い、室内の見学はしなかった。

 

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南通に建つ飯塚園茶舗。店舗部分が洋風。

 

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旭川にほど近い飲み屋街で装飾の美しい看板建築を見つけた。居酒屋だろうか?


追記:ブログ『二〇世紀ひみつ基地』によれば昭和4年築の旧石田理髪店とのこと。http://20century.blog2.fc2.com/blog-entry-764.html

 

 

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大町の那波紙店五号倉庫。竣工は昭和13年で木造モルタル塗りとのこと。

 

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秋田銀行本店。明治末期の明治45年に竣工し昭和46年の新本店完成まで使用された。現在は赤れんが郷土館となっている。秋田市内に唯一残った戦前の銀行建築。

大町にはレンガ造りの建物として他に旧大島商会店舗があったが、道路拡張のため解体され、移築のため部材を保存中。

 

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繁田園旧店舗部。町家造りの部分が大正5年に建てられたもの。看板建築の部分は昭和初期?

 

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保戸野中町に佇む昭和10年竣工の秋田聖救主教会。市内のRC造としては初期の部類で、概略設計をバーガミニーが担当した。

 

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千秋トンネル通りを歩いていると、偶然にもレンガ造りの倉がある家を見つけた。

 

その2では土崎の近代建築を紹介する。

ゴールデンカムイを見よう‼️

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